相続問題は、遺産分割や遺留分請求を中心に取り扱っております。
家族間での紛争は精神的なご負担を抱えることも多いですが、依頼者様に寄り添って対応をします。また、遺言書作成や相続放棄も承っており、相続に関することは幅広く対応可能です。

揉めている遺産分割を数多く解決

弊所では、家族信託や遺言書作成などの生前相続対策や、揉めた後の遺産分割、遺留分請求など、相続に関することは幅広く対応しており、多数の相続案件の取り扱い実績があります。
相続案件の中でも最も取り扱った案件が多いのは「揉めている遺産分割」です。相続案件は、他の業種の方(司法書士、税理士、行政書士など)も対応をしていますが、揉めている遺産分割は、弁護士しか対応できませんので、弊所では揉めている遺産分割の案件が最も多いです。
遺産分割で揉める原因は色々とあり、その原因は人によって大きく異なりますが、感情的な対立が根本的な原因となっていることが多いのが揉めている遺産分割の特長だと考えています。そのため、法定相続分や遺産の範囲などの遺産分割のために必要不可欠な事項だけの聞き取りではなく、揉めた原因なども過去に遡って詳細に聞き取りをし、ご依頼者様にとって最善な解決ができるように努めております。

ご依頼者様に寄り添い納得のいく解決を目指す

弊所では、ご依頼者様に寄り添って事件の対応をし、ご依頼者様にとって最も良い解決を目指すことを重視しています。当然のことではありますが、法律知識を持った弁護士が、「弁護士目線」ではなく「ご依頼者様目線」で法律知識を駆使して事件を進めることが非常に大切だと考えています。
特に感情的な点が揉める原因となっていることが多い相続案件では、弁護士が考えるベストとご依頼者様にとってのベストが異なる場合もあります。客観的に弁護士からみてベストだとしても、ご依頼者様が納得いかないような解決では、本当の意味での解決ではありません。お金の問題だけではないこともよくあります。ご依頼者様のお話を丁寧に聞き取り、寄り添って事件を進めていき、ご依頼者様が納得のいく解決を目指して事件の対応をしています。

信頼できる相続関連の各専門家とのネットワーク

信頼できる相続関連の各専門家との密なネットワークが多数あることも弊所の強みです。相続案件について弁護士だけではベストな解決ができないケースもあります。税金が絡む時は税理士、不動産の登記が絡む時は司法書士、不動産売却が絡む時は不動産業者、保険が絡む時は保険代理店などの専門家と必要に応じてタッグを組み、場合によっては複数の専門家からなるチームを作って進めていきます。
「信頼できる相続関連の各専門家との密な」ネットワークであるということも弊所の特長です。上記の各専門家は全国各地に多数いますが、弊所は信頼できる専門家としかタッグを組みません。仕事上の表面的な付き合いではない、本当に信頼できる専門家とタッグを組みます。そのような関係性ですので、お互い遠慮することなく緊密なコミュニケーションを取って事件を進めていくことが可能です。

相続業務は、大きく分けて、生前相続対策と相続発生後の対応で分かれます。

1

生前相続対策
遺言書作成、任意後見契約、家族信託

亡くなった時のための遺言書作成のお手伝いをしています。遺言書は法律的には自筆でも有効ではありますが、後の争いを予防するなどの観点から、弊所では公証役場で作成する公正証書遺言の作成を推奨しています。弊所では、この公正証書遺言を作成する際の文案の作成や公証役場とのやり取りなどについてのお手伝いをします。
また、ご自身が認知症などにより財産管理ができなくなる場合に備えて任意後見契約のお手伝いや、信頼できる家族に財産を託す家族信託のお手伝いもしています。

2

相続発生後の対応
遺産分割、遺留分請求

揉めている遺産分割についての交渉代理、調停代理、審判代理などをお受けしています。遺産分割協議書の作成のみ携わるという受任の仕方もあります。
遺留分が侵害されているケース(例えば、親が亡くなって、他の兄弟に全て相続させるという親の遺言があり、自分が全く相続できない場合など)の遺留分の交渉代理、調停代理、訴訟代理などもお受けしています。
遺産分割や遺留分請求の際に必要な戸籍の収集や預貯金などの財産調査も弊所で対応することが可能です。

代表弁護士紹介


代表弁護士 北澤 嘉章

現在私は弁護士として仕事をしていますが、弁護士になるための勉強を始めるまで、弁護士とは全く無縁の生活を送っていました。普通の公立中学、公立高校を卒業し、起業したいと思って大学は経済学部に進学しました。そんな私でしたが、ある理不尽な事件を目の当たりにしたことにより、弁護士を志しました。弁護士というのはエリートばかり、敷居が高い、というイメージがあるかもしれませんが、敷居の高い人生とは全く無縁の人生を送ってきたので、安心してご相談いただけると思います。私が弁護士としてやっていきたいのは「社会貢献」です。弁護士に相談に来る人は何らかのお困りごとを抱えて相談に来ます。法律相談だけで解決することもありますが、法律相談だけでは解決しない場合には事件として受任して解決を目指します。このようにしてご相談者様、ご依頼者様の困りごとを解決することは社会貢献だと考えています。

そのように考えると、あらゆる弁護士業務は社会貢献だと思いますし、私自身弁護士になってから愛知県名古屋市の大規模事務所に所属して様々な種類の業務に対応していましたので、相続以外の事案も対応することは可能です。嫌いな業務というのも特にありません。むしろ、町弁としては、多様な事案に広く対応することができなければいけないと思っています。

では、なぜその中でも私が相続に注力しているかというと、それは私が得意なことだからです。相続案件に対応することが多く、そうすると必然的に相続に関する文献や裁判例を読み漁ったりすることになります。当然相続法改正についても勉強をし、対応できるようにならなければなりません。また、相続案件は弁護士だけではベストな解決ができないこともありますので、相続関連の各専門家とタッグを組んで仕事をする機会もあります。相続セミナーなどもする機会も増えます。こうした経緯から、相続に関する知識が増え、相続案件の多数の実績をつみ、得意になっていったのだと思います。

得意なことに注力していった方が社会貢献の観点でも良いと考えています。そのような考えで、相続案件に注力しています。

料金

法律相談料 30分あたり5,500円(税込)
遺言書作成:22万円(税込)~
任意後見契約:22万円(税込)~
家族信託対応:55万円(税込)~

交渉、調停、審判、訴訟等の代理は下記のとおり。

事件の経済的利益の額 着手金 報酬金
300万円以下の場合 経済的利益の8.8% 経済的利益の17.6%
300万を超え3000万円以下の場合 経済的利益の5.5%+9万9000円 経済的利益の11%+19万8000円
3000万円を超え3億円以下の場合 経済的利益の3.3%+75万9000円 経済的利益の6.6%+151万8000円
3億円を超える場合 経済的利益の2.2%+405万9000円 経済的利益の4.4%+811万8000円

※事案の難易度によって増減することがあります。
※報酬については上記基準によらずに固定金額とする場合があります。

相続コラム